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TOKYO - SAGA KENJINKAI
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旧旅館の建物をよみがえらせる「松川屋再生プロジェクト」が、クラウドファンディングを始めた。ラジオCM放送や客室使用を返礼品に、畳替えや照明交換などにかかる費用として180万円を募る。21年1月15日まで。
松川屋は佐賀市松原で1853年に開業した。99年には作家の森鴎外が宿泊して「小倉日記」を記し、1957年には映画「張込み」(松本清張原作)のロケ隊が滞在している。
プロジェクトは2年前に始めた。現在は月一回ボランティアが建物の修繕を行うほか座禅会と写経会、12月からは松川屋を所有する映画評論家西村雄一郎さんの講義などの配信を始めた。今後は松川屋名物「松川鍋」の復活などを計画しているという。
集めた費用は、100畳分の畳替えや客室10部屋の照明器具をLEDに替える費用などにあてる。事務局でえびすFM代表の池田真由美さんは「建物を整備してシェアオフィスなどとして貸し出すことで活動資金を確保し、地域活性化を図りたい」と話す。
(佐賀新聞HP)
デビューして3年目の佐賀県産イチゴ「いちごさん」の出荷が本格的に始まった。唐津市湊町のハウスで早朝、赤く色づいたいちごさんを摘み取った農業本弓寿徳さんは「上々の出来」と自信を見せた。佐賀県は、栽培農家全体で前年産を約1700トン上回る約4600トンの出荷を見込んでいる。
本弓さんは、いちごさんがデビューした2018年から栽培を手掛けている。今年は日照時間が長かったため生育がよく「見た目もきれいで味のバランスもいい」と太鼓判を押す。
いちごさんは県やJA、生産者が7年がかりで開発した20年ぶりの新品種で、真っ赤な色合いと甘くみずみずしい味わいが特長。県流通・貿易課によると、前年産は10アール当たり平均収量が4515キロ、1キロ当たりの平均単価は1388円で、担当者は「既存の品種と比べても好調だった」と振り返る。出荷は6月ごろまで続き、県内をはじめ、関西や関東などの市場に流通する。
(佐賀新聞HP)
サッカー・J1サガン鳥栖が2020年度決算に向けて約10億円の赤字を見込んでいることを明らかにしたことを受け、山口祥義知事は定例記者会見で「県として最大限の支援をしていく」と語った。一方、本年度一般会計補正予算でサガン鳥栖に1億円を支援している点を踏まえ、「お金を渡すことだけが支援ではない」とも述べた。
山口知事は、新型コロナウイルスの感染拡大で全てのサッカークラブが影響を受けている点を強調し、「地方クラブのサガン鳥栖はより深刻な打撃を受けている」との認識を示した。また「サガン鳥栖は夢と希望であって誇りでもある。なくてはならない大切なチーム」とし、支援については「さまざまなやり方が考えられる」と述べた。
(佐賀新聞HP)
多久市北多久町の休耕田で自然薯を作っている人たちがいる。現役を退いた5人の元サラリーマンたちで、定年後の趣味や健康維持のため20年以上、手つかずのままだった土地を借りて1年前に栽培を始めた。いずれも農業は未経験だが「地域のちょっとした名物になれば」と収穫期を迎えた畑で作業に励んでいる。
10年ほど前に地元の企業を定年退職した武富信孝さんが、担い手不足などで荒れていく自宅周辺の田畑を見て一念発起。元市職員や同世代の知人ら4人を誘い、生い茂った草木を刈って一から耕した。「せっかく作るなら珍しいものを」と自然薯の育て方を独学で身につけ、約200平方メートルで栽培している。
自然薯は山芋の一種で、長芋よりも細長く、粘りがあるのが特徴。武富さんは「自然が相手だから、そう簡単にはうまくいかない。何がだめだったのか、仲間とワイワイ言いながら息長く続けたい」と話す。
(佐賀新聞HP)
東京都のIT会社「アフロシー」が伊万里市に支店を置くことになり、市と進出協定を結んだ。市が企業誘致のため一部を借り上げた立花町のオフィスビルに開設する予定で、これにより借り上げ部分9室全ての入居企業が決まった。
市は2018年4月、若者の雇用の受け皿となるIT企業を誘致するため、新築のオフィスビルの9室を15年間借り上げた。佐賀県が立案した「さが創生オフィススペース創出事業」を活用した取り組みで、入居がなく賃料を得られない場合、県が賃料の半額を市に補助する。
市が借り上げた当時は、入居企業は1社も見つかっていなかったが、県と連携して誘致活動に取り組み、19年2月に最初の入居があった。現在は6室に4社が入居、来年夏までに全9室が埋まる見込み。
今回進出するアフロシーは来年1月に入居する予定。12年の設立で企業のシステム開発などを手掛け、地元から6年間で15人を正社員採用する計画を立てている。
市役所であった締結式で深浦弘信市長は「ビルに新しい産業の光がともった。市の中核産業として発展していくよう、今後も支援していきたい」と話した。
(佐賀新聞HP)
武雄市は宿泊施設の新増設や改修、譲渡を促す新たな支援・奨励制度を新設する。固定資産税や整備奨励金の交付、新規雇用や光熱費の支援など多岐にわたる、2022年秋ごろの九州新幹線長崎ルートの暫定開業に向け、宿泊収容人数を増やし、個々の施設の魅力を高めることで観光地としてのブランド力アップを狙う。
開業2年後の24年度までに営業を開始する施設を対象にした時限奨励策で、定例市議会に「宿泊施設等整備奨励に関する条例」の改正案などを提出する。
市にはこれまで固定資産税の評価額を対象にした奨励金制度があったが、これほど多岐に施設整備を奨励する制度は初めて。運営会社が破綻した武雄センチュリーホテルなどの複数の休眠施設があり、ホテル建設が予定されている用地もある。市商工観光課は「県内でも例のない施設整備奨励策になる。新幹線開業に向けて施設の魅力が増すことで、武雄のブランド化を図りたい」と話す。
(佐賀新聞HP)
日本酒「鍋島」で知られる鹿島市の富久千代酒造が、食事メインの宿泊施設「オーベルジュ」の開業準備を進めている。重要伝統的建造物保存地区に指定されている肥前浜宿の酒蔵通りにある旧商家を改装しており、3月中のオープンを目指す。先行して施設内のレストランを2月中旬から開く予定。
新施設「御宿 富久千代」は木造2階建て延べ床面積約307平方メートル。かやぶき屋根など200年の歴史ある外観はそのままに、内装は以前の趣を残しつつ現代的な快適さも加えた「和モダン」の上質な空間に仕上げる。
肥前浜宿には近年、観光客が急増している一方、地域には宿泊施設や飲食店が少なかった。飯盛理絵代表取締役は、オーベルジュの構想について「伝建地区を守るため、旧商家を活用したかった」ときっかけを語り、まちおこしにつながればと期待している。
(佐賀新聞HP)
任期満了に伴う2021年3月の小城市長選で、現職の江里口秀次氏が、5選を目指して立候補することを市議会の一般質問で表明した。次期市長選への出馬表明は江里口氏が初めて。
議員からの出馬の意思を問われた江里口氏は、19年8月の佐賀豪雨を受けた牛津川流域での遊水地整備や、多久市との公立病院の統合など進行中の計画を挙げ「安心安全なまちづくりが一層求められている」と強調した。新型コロナウイルスの影響を受けている地域経済の立て直しにも意欲を示し「市民に必要とされ、付託をしていただけるなら、引き続き全力を尽くしたい」と述べた。
次期市長選は21年3月21日告示、28日投開票の日程で実施される。他に候補者の擁立を模索する動きもあるが、具体化には至っていない。
(佐賀新聞HP)
19年かけて140カ国、39万キロをオートバイで走破した松尾清晴さん=嬉野出身、東京佐賀県人会会員=が旅の記録をまとめた「オートバイ地球ひとり旅 アフリカ篇」を出版した。日記を再構成、シリーズ全7巻として発行する。松尾さんは「言葉もしゃべれない、見ず知らずの私に世界の人たちは本当に親切だった。どこの国に行っても『信用すれば信用される』、やはり人間だなとつくづく思う」と振り返る。
松尾さんは、2000年10月、56歳で勤務先を早期退職し、排気量1500CCの大型オートバイ「ワルキューレ」に乗って、オランダ・アムステルダムから旅をスタートさせた。
シリーズ第1巻のアフリカ篇は2007年6月から08年4月まで。アフリカの大地を走り抜けながら、現地の人との交流を軸に野生のライオンやキリンなどの雄大な自然も描写している。
松尾さんは「佐賀弁だけで200カ所以上の国境を越えてきた。お粗末な日記で恥ずかしいが、たくさんの人に読んでもらいたい」と話す。
「オートバイ地球ひとり旅 アフリカ篇」はA5判、344ページ、税別1600円
(佐賀新聞HP)
城原川の改修とダム建設を促進する期成会(会長・松本茂幸神埼市長)は、国土交通省にダム本体工事の速やかな調査検討など10項目を求める要望書を提出した。
塩見英之水管理・国土保全局次長らに松本会長が要望書を手渡した。気候変動を踏まえたダム事業と河川改修の促進、水没予定地区住民の意向を踏まえた生活再建対策を早急に提示、城原川の流水機能の維持などを求めている。
(佐賀新聞HP)
中山間地の吉野ヶ里町松隈地区に住民主導で整備した小水力区発電所の落成式が現地で開かれた。山口祥義知事はじめ関係者が出席し、自然環境を生かした再生エネルギーを通じて地域振興につなげていくことを誓った。
式典で、地区の全40世帯が出資して立ち上げた「松隈地域づくり株式会社」の社長の多良正裕さんは、かって水力発電所が稼働していた地区の歴史を紹介しながら「先人の教えを守り、住民が一丸となって事業を成し遂げた。心豊かに笑顔で住み続けられる地域づくりを目指したい」とあいさつした。
出席者は発電システムや田手川からの取水口、水路に設けた水槽などを見学した。発電所は最大出力が30キロワットで、年間の目標売電額は700万円。発電による収益は借入金の返済のほか道路、水路の維持管理やまちおこしなど地域のために活用する。
(佐賀新聞HP)
基山町立花の「立花地蔵尊」は別名を「夜泣き地蔵」といい、乳児の夜泣きが治らない時、地蔵尊に参って境内の杉の葉を持ち帰り、子どもの前で燻せば夜泣きはたちまちやむといわれ、この名が付いた。
平安時代から盛んになった日本の地蔵信仰は子安地蔵、六地蔵、延命地蔵など、多くは民間信仰との関係を保ちながら今日まで尊信されている。
室町時代中期の作とみられ、高さ175センチ、幅75センチ、花こう岩で造立の立花地蔵尊は、およそ600年の歳月を経て、子どもの健やかな成長を願う庶民の信仰を今も集めている。
(佐賀新聞HP)
イオン上峰店閉店を受けた中心市街地活性化事業について、上峰町は、事業を請け負う合同会社の構成メンバーになる民間事業パートナー12社・グループと共同開発協定を締結した。町と民間事業パートナーは近く合同会社を設立し、開発事業を本格化させる。
同事業は、民間と行政が出資して合同会社を立ち上げるLABV方式で実施する計画。協定は合同会社「つばきまちづくりプロジェクト」設立に向けたもので、町と民間事業パートナー双方の義務や担当業務などが定められている。
武広勇平町長は「イオン閉店で周辺の空き店舗が増えていたが、最近は空き店舗への問い合わせも増えてきている。町民の期待に応えられるよう努力していかないといけない」と気を引き締めた。
(佐賀新聞HP)
佐賀県美しい景観づくり審議会は、みやき町の「山田のひまわりとハゼノキ景観」を「22世紀に残す佐賀県遺産」に認定するよう山口祥義知事に答申した。
町北部の中山間地にある山田地区の棚田に広がるヒマワリ畑と、谷を挟んで向かい側のハゼ山を合わせた景観を認定した。
ヒマワリ畑は2000年、地域住民が中心になり、休耕田対策として「山田ひまわり園」を開園させた。10月下旬から11月にかけて開花する「秋のヒマワリ」として知られるようになった。近年は2万人以上の人が訪れる観光スポットになった。(「東京と佐賀」前号の表紙に掲載)
ハゼは江戸時代に佐賀藩の奨励で植栽され、ハゼ蝋の原料として使用されてきた。現在は住民らでつくる「みやき町はぜ保存協会」が整備し、管理している。秋には紅葉を楽しむことができる。認定されれば58件目の県遺産となる。
(佐賀新聞HP)
玄海町にある「玄海海上温泉パレア」の新たな指定管理者について、町は町内で佐賀牛の加工販売を手掛ける「中山牧場」を選定した。パレアの指定管理者を町内の企業が担うのは初めて。
選定にあたり、町企画商工課は「レストランで自分たちの肉が使えて、他の食材も町内のものを調達しやすい」とし、食の面で町の魅力を発信できる点を評価した。
パレアは2004年に開館以降、4社が指定管理者を務めたが、16年間で黒字は3年間だけだった。町は年間の委託料を引き上げ、中長期的に経営ができるよう管理期間を5年に延長した。
中山牧場について同課は「コロナ禍ですぐに集客を増やすのは難しいが、できる範囲で運営してもらえれば」としている。
(佐賀新聞HP)
有田町泉山の石場神社で、神(かん)待ち神事が開かれた。100年以上続くとされる石場相撲はコロナ禍で中止したが、神事で陶石産出の安全や有田焼の繁栄を祈願した。
石場相撲を主催する有田磁石場組合の関係者約20人が出席。管理者の松尾佳昭町長は「コロナ禍で大変な状況だが、400年の中にも大変な時があった。朝が来ない夜はないとの意気込みで皆さんと挑戦していきたい」と呼び掛けた。
(佐賀新聞HP)
大町町に日本レスキュー協会が災害救助犬やセラピー犬の育成・派遣施設を開設することになり、町と進出協定を結んだ。昨夏の佐賀豪雨での支援活動がきっかけで、九州の災害時の対応拠点にもなる。21年9月の事業開始を予定している。
施設の建設地は町有地で町が賃貸する。県支部の施設として、事務所や犬舎、宿泊所などを備えた建物を建設する。がれきを集めた訓練所やドッグランも設ける。
事業内容は災害救助犬とセラピー犬の育成・派遣、訓練者養成、動物の保護・愛護活動など。21年9月に3人体制で事業を開始する。
佐賀豪雨での支援がきっかけで、林野を切り開いた場所が訓練適地になることや自然に恵まれている点で進出が決まった。
水川一哉町長は「災害を経験した町として人の命を救う。人の心を癒す活動に共感する。協定が『災い転じて福』となるよう期待している」と感謝した。
(佐賀新聞HP)
江北町内の団体や女性有志でつくる「江北町女性ネットワークの会」などが11月29日、道路の美化運動として国道沿いに花の苗を植えた。
同会と国交省佐賀国道事務所、江北町で結ぶ協定「ボランティア・サポート・プログラム」の取り組みの一環。3者の会員や職員、家族など約40人が参加し、国道34号沿いの「ベスト電器江北店」前にパンジーやアリッサムの苗約400株を植えた。
岸川会長は「手入れは大変だが、道行く人に楽しんでもらいたい」と思いを込めた。
(佐賀新聞HP)
竜造寺隆信ゆかりの須古跡周辺を歩く「須古めぐり」が白石町で開かれた。住民など約80人が史跡や観光名所を訪れ、地域の歴史に触れた。
須古城址の維持管理や観光案内をしている「須古歴史観光振興会」の会員や町職員が案内し、大手門や外堀跡、県遺産の縫ノ池など9カ所を巡った。
陽興寺では隆信の弟・信周を祖とする須古鍋島家の御霊屋を見学した。佐賀藩10代藩主鍋島直正の下で活躍した茂真の墓塔には、功績をたたえて鍋島家の家紋「杏葉紋」が刻まれていることなどの説明があった。
昨年に続いて2度目の実施で、振興会の東島会長は「昔の武将がどういうふうに城を造ったかなどを想像しながら登るのも楽しい。来年も計画している」と話した。
(佐賀新聞HP)
西九州大地域生活支援学科を卒業し、今年から太良町の介護老人保健施設で、介護福祉士として働くミャンマー人のユユカイさん(37)
日本のテレビドラマが好きで小学生の頃から日本に興味を持っていた。マレーシアでは日本語通訳として働いた経験もあり、日本語が堪能だ。母が病気で寝たきりとなったことも影響し、2年前から日本で介護を学ぶことを決めた。
利用者のケアは心を込め、優しく声をかけるようにしているといい、職場の上司は「明るくて利用者とのコミュニケーションもよく取っている」と評価している。
日本で国家試験を控えるミャンマー人の学生を応援するため、オンラインで数人を対象に勉強会を開いている。「みんながミャンマーに戻った時に役立つ力がつけば」と気遣い。「ミャンマーには日本のような介護技術はない。いつかこういう施設を建てたい」と目標を話した。
(佐賀新聞HP)
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